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ドコモ株上昇・競合株は下落、iPhone発売報道で明暗

9月6日、東京株式市場でNTTドコモ株が前日より3%超高まで買われている。写真は7月、都内で撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] - 6日の東京株式市場でNTTドコモ9437.T株が前日より3%超高まで買われている。米アップルAAPL.Oのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を発売する見通しになったことを受け、顧客流出に歯止めがかかるとの期待が広がった。

一方、競合となるソフトバンク9984.TやKDDI9433.T株には売り注文が集まり、明暗が分かれた。

NTTドコモ株は早朝から買い注文が殺到。取引開始直後は3%超値上がりした。一方、競合するソフトバンクは3%超、KDDIは2%超の下落となった。

ドコモのアイフォーン販売は市場ではすでにコンセンサスになりつつあったが、今回の報道はあらためて好感された。「ナンバーポータビリティ(番号持ち運び制度)で毎月10万人規模の流出が止まれば、ドコモの販売台数は年間100万人超、増える可能性がある」と、バークレイズ証券の米島慶一アナリストは言う。

ドコモの年初来高値は16万6600円。市場には「これを上回るのは時間の問題だろう」(国内証券の営業担当者)との声がある。

もっとも販売体制の再構築などには課題が残る。「ドコモは無理な値下げ競争は仕掛けないだろう。勢力図がすぐに変わるかどうかは微妙」(別の外資系証券)と、市場には慎重な見方もある。

山口 貴也

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