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アジア通貨動向(7日)=シンガポールドルとタイバーツが軟調、介入観測で

 [シンガポール 7日 ロイター] 7日のアジア通貨市場は、シンガポールドルとタイバーツが軟調。中銀が通貨高抑制に向け介入を実施したとみられている。フィリピンペソもドルのショートカバーから軟調となった。

 タイバーツTHB=THは、中銀の介入観測を背景に、ドルに対して33.45バーツに下落。前日終値は33.33バーツと2008年7月以来の高値をつけた。

 タイのあるディーラーは「バーツ高を抑制するために中銀が市場介入を行っているようだ。中銀とタイ株式市場への海外からの継続的な資金流入のパワープレイの間にバーツは挟まれている」と述べた。

 トレーダーは、韓国、タイ、および台湾の中銀がここ数週間、自国通貨高抑制に向け、他のアジア諸国よりも積極的に介入を行っていると指摘。

 韓国ウォンKRW=はドルに対して一時1165.3ウォンをつけたが、1170ウォンに押し戻された。トレーダーはドル買い介入の可能性を指摘した。前日終値は1170.3ウォンだった。

 シンガポールドルSGD=は1米ドル=1.4047シンガポールドルに下落。前日は1.3989シンガポールドルまで上昇し、2008年8月8日以来初めて1.39シンガポールドル台をつけた。

 あるトレーダーは「1.39シンガポールドル台をつけた後に当局が市場介入に乗り出しているとのうわさがあり、米ドルが買い戻されている」と述べた。ユーロEUR= が軟調なことも圧迫要因だという。

 シンガポールドルは対米ドルで3月以来11%上昇しており、当局による介入観測が広がっている。

 シンガポール金融管理局(MAS)は12日の金融政策見直しでは、シンガポールドルの上昇をゼロ%とする政策スタンスを維持すると予想されている。

 フィリピンペソPHP=は約0.3%下落し1米ドル=46.75ペソ。9月初め以来4%上昇しているだけに、テクニカル的に買われ過ぎとみられている。

 米ドル/ペソの14日RSIは6日に26.5に低下し、ペソの買われ過ぎを示唆した。

 ノンデリバラブル・フォワード(NDF)3カ月物PHPNDFOR=は46.93ペソに上昇。ペソの0.5%の下落を織り込んでおり、前日の水準とほぼ変わらず。

 *0522GMT(日本時間午後2時22分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 シンガポールドル    1.4014

 台湾ドル     32.173

 韓国ウォン   1169.80

 タイバーツ       33.35

 フィリピンペソ 46.65

 インドネシアルピア 9437.00

 インドルピー 46.71

 マレーシアリンギ 3.4250

原文参照番号[nSP310570](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nSP310570]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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