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アジア通貨動向(10日)=ペソが上昇、リスク志向の高まりで

 [シンガポール 10日 ロイター] 10日のアジア通貨市場では、米ドルが全般的に軟化するなか、フィリピンペソがアジア株の上昇を受けて堅調に推移している。韓国ウォンは中銀が近く利上げする可能性を強くほのめかしたにもかかわらず、横ばいの展開となっている。

 世界的な景気回復期待からリスク志向が高まり、アジア株が上昇していることで、米ドル相場が圧迫されている。米ドルは2009年の安値をわずかに上回る水準にある。

 ペソPHP=は0.25%上昇し、1米ドル=48.295ペソ。前日の米国株の上昇を受けてアジア株が値を上げていることや、ドルが主要通貨に対して軟調に推移していることが支援材料。

 あるトレーダーは「全般的にリスク志向が高まっている。ドルは軟調な動きが続く見込みで、ドル/ペソは前日つけた安値の48.21ペソを試す動きとなるだろう」と語った。

 ドル/ペソの1カ月物ノンデリバラブル・フォワード(NDF) PHPNDFOR=は若干上昇して48.42ペソと、ペソがスポットレートから0.2%下落することを織り込む水準となった。

 ウォンKRW=は1ドル=1226ウォン付近。韓国中銀は政策金利を据え置く一方で、住宅価格が急騰すれば引き締める可能性も示唆した。

 また、中銀がウォン高を抑制するため介入した、との声も出ている。

 1カ月物のドル/ウォンNDFKRWNDFOR=は1226ウォンに小幅上昇し、スポットとほぼ同水準。

 シンガポールのあるトレーダーは「中銀が介入の手を緩めるのは時間の問題。ドル/ウォンをショートにするのが賢明だろう」としている。

 李成太総裁の発言を受けて、利上げは予想より早いとの観測が高まったが、アナリストは、為替については厳しい監視が続く、とみている。

 *0522GMT(日本時間午後2時22分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 シンガポールドル    1.4231

 台湾ドル     32.675

 韓国ウォン   1224.20

 タイバーツ       34.00

 フィリピンペソ     48.30

 インドネシアルピア 9910.00

 インドルピー       48.33

 マレーシアリンギ   3.4900

 人民元        6.8282

原文参照番号[nSP304433](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nSP304433]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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