[シンガポール 22日 ロイター] 22日のアジア通貨市場では米ドルが総じて軟調で、シンガポールドルが上昇した。ただ介入警戒感から上値は限られている。
一方、韓国ではウォン高を受けて当局が米ドル買い介入を実施した。
この日はマレーシア、インドネシア、日本が休場。
シンガポールドルSGD=は0.3%高の1米ドル=1.4145シンガポールドル。
シンガポールのトレーダーは「シンガポールドルはこれまでのところ狭いレンジに張り付いている。政策バンドの上限に近づいたようだ。従って1.4140─50シンガポールドルが米ドルの下値支持線になると思う」と述べた。
トレーダーによると、韓国ウォンKRW=は外国勢による韓国株買いが続く中、0.2%上昇して1201.75ウォンをつけたが、すぐさま当局がドル買いによるウォン高抑制に動いたという。
*0539GMT(日本時間午後2時39分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。
シンガポールドル 1.4142
台湾ドル 32.368
韓国ウォン 1202.65
タイバーツ 33.67
フィリピンペソ 47.62
インドルピー 48.18
人民元 6.8280
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