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米MITでビットコインの流通実験、学生全員に100ドル分配布へ

 4月29日、米マサチューセッツ工科大学では今秋、学部生全員を対象にビットコインを1人100ドル分ずつ配布し、仮想通貨の流通に関する大掛かりな実験を行う。写真は考案者のジェレミー・ルービンさん(左)とダン・エリツァーさん(2014年 ロイター/Brian Snyder)

[ボストン 29日 ロイター] - 米マサチューセッツ工科大学(MIT)では今秋、学部生全員を対象にビットコインを1人100ドル分ずつ配布し、仮想通貨の流通に関する大掛かりな実験を行う。

ビットコインは、インターネット上で流通する仮想通貨。政府や中央銀行など公的な管理機関は存在せず、利用者間の承認さえあれば取引が行われる。

実験を考案したのは2年生のジェレミー・ルービンさんと、経営学修士(MBA)課程のダン・エリツァーさん。2人はこの実験を先月に思いつき、MIT同窓会などから寄付を募って50万ドルを集めたという。

MITでビットコインクラブの代表を務めるエリツァーさんは、「このキャンパスが世界のどの場所よりビットコインが広く使われる場所になる」と意気込みを語った。

ただ、ビットコインをめぐっては、失敗例も少なくない。

東京に拠点があったビットコイン取引所「Mt.Gox(マウント・ゴックス)」は今年2月、コンピューターシステムへの不正侵入により、約85万ビットコイン(4億ドル以上に相当)を失ったとして、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。

こうした問題を回避するため、MITの2人は学内のコンピューター科学者やスタッフのほか、仮想通貨推進団体にも協力を仰いだという。

ルービンさんは、学生に仮想通貨を配るのは、インターネットが普及し始めたころにウェブへのアクセスを提供したのと似ていると説明。拒否しない限り全員に100ドル分ずつが配られることで、学生同士の間でビットコインが活発に取引されるようになることを期待しているという。

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