for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ハマス幹部が停戦合意を発表、イスラエルは否定

[ガザ/エルサレム/カイロ 20日 ロイター] パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスの当局者は20日、エジプトの仲介による停戦案でイスラエルと合意したことを明らかにした。停戦は現地時間午前零時(2200GMT、日本時間21日午前7時)に発効するとしている。

11月20日、パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスの当局者は、エジプトの仲介による停戦案でイスラエルと合意したことを明らかにした。ガザ北部付近に展開するイスラエル軍兵士ら。同日撮影(2012年 ロイター/Darren Whiteside)

ただ、イスラエルのネタニヤフ首相の報道官は「まだ合意には至っていない」とし、停戦合意を否定している。

ハマスの幹部アイマン・タハ氏はカイロでロイターに対し、停戦は「午後9時に宣言され、午前零時に発効する」と語った。

ただ、イスラエルのレジェフ報道官はロイターに対し、停戦合意宣言は時期尚早で、イスラエルは外交努力と並行してガザ地区への攻撃を継続すると述べている。

同報道官はCNNに対しても、「まだ合意に至っていない」とし、交渉が継続中であることを明らかにしている。

こうしたなか、エジプト政府関係者は匿名を条件にロイターに対し、停戦をめぐる交渉は「なお継続中」としながらも、エジプトは20日中に合意に持ち込めると「希望を持っている」と述べた。

同関係者は「昨日よりも今日の方が希望が持てるようになっている」とし、「今はイスラエル側の反応を待っているところだ」と語った。

東アジアを訪問していた米国のクリントン国務長官は現在、イスラエルに向かっており、20日遅くにエルサレムに到着後、ネタニヤフ首相と会談する予定。イスラエルも米国も、イスラエルが地上部隊を投入してガザ地区に侵攻する事態より、外交的な解決を望むとの姿勢をこれまでに示している。

ネタニヤフ首相は、カイロでの交渉を終えイスラエルに到着した潘基文国連事務総長との共同記者会見で、「いかなる国も、自国と自国民に対するロケット弾攻撃を容認することはできない。イスラエルはこのような攻撃を容認することはできない」としながらも、「外交手段を通して長期的な解決策を打ち出すことができれば、イスラエルは解決を望むパートナーになる」と述べた。

ハマス指導者のハレド・メシャル氏は前日、停戦で合意するには、イスラエルがガザ地区に対する攻撃をやめ、同地区に対する封鎖を解除する必要があるとの立場を示している。

*内容を追加して再送します。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up