[ニューヨーク 27日 ロイター] -「眠らない街」と呼ばれるニューヨークに、カップケーキを24時間いつでも買うことができる自動販売機が登場し、冬に戻ったような寒空の下、ニューヨーカーたちが列を作った。
「カップケーキATM」と書かれた同自販機は、カリフォルニア州ビバリーヒルズを拠点とするカップケーキ専門店スプリンクルズが開発したもの。すでにロサンゼルスやシカゴなどには置かれているが、ニューヨークでは初お目見えとなる。
カップケーキの価格は1個4.25ドル(約430円)で、味はチョコレート、ココナッツ、バニラなど。銀行ATMの様な画面から商品を選び、クレジットカードで購入できる。
利用者からの評判は上々で、金融機関に務めるエイミー・ベナデレトさんは「カップケーキをATMで買うというコンセプトが素晴らしい」と評価した。
一方、カップケーキ自販機というアイデアには冷めた見方もある。列に並ぶ友人を待つアンソニー・カンパーニュさんは「ばかばかしい。意味が分からない。夜中の3時にカップケーキは要らない」と語った。
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