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ビンラディン容疑者の遺体写真、公開めぐり米政権内で意見分かれる

 5月3日、米政府は、米海軍特殊部隊によるビンラディン容疑者殺害作戦の成功を受け、容疑者の遺体写真を公開するか否かとの難題に直面している。写真はニューデリーで、同容疑者殺害を報じる新聞を読む男性(2011年 ロイター/Adnan Abidi)

 [ワシントン 3日 ロイター] 米政府は3日、米海軍特殊部隊によるウサマ・ビンラディン容疑者殺害作戦の成功を受け、容疑者の遺体写真を公開するか否かの難題に直面している。

 アフガニスタンのタリバン勢力は同日、証拠が不十分として米軍によるビンラディン容疑者の殺害は確定した事実ではないとの見解を示したが、写真の公開については米政権内でも意見が分かれている。

 パネッタ中央情報局(CIA)長官は、最終的に遺体写真が公開されることに疑いはないと言明。その一方でホワイトハウスは遺体写真の生々しさに言及し、写真公開についての判断はまだ下されていないと主張するなど、政権内部で白熱した議論が行われていることがうかがえる。

 ホワイトハウスのカーニー大統領報道官は「(遺体の)写真は陰惨であると言って差し支えないと思う」と発言。遺体写真の公開について、その適切性という観点で、配慮が必要との見方を示した。

 米当局者はこれまで、顔認識ソフトウエアでの識別やDNA鑑定により遺体の身元がビンラディン容疑者であることが確認されたとしている。

 遺体写真をめぐっては、ビンラディン容疑者が首謀したとされる2001年9月11日の米同時多発攻撃の傷跡の残る米国人にとって精神面での「決着」になるとし、容疑者の死亡を裏付ける確固たる証拠にもなるとの考えから公開を求める声がある一方、遺体写真の公開は不快であり、イスラム教徒の感情を損ねるほか、写真が過激派に悪用されるとして反対する意見もある。

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