[東京 30日 ロイター] - マツダの向井武司専務執行役員は30日、記者団に対し、新型コロナウイルス感染拡大で再び始まった中国のロックダウン(都市封鎖)による生産への影響を防ぐため、今夏から日本に中国からの調達部品を取り寄せ、在庫を十分確保しておく対策をすでに講じていると明らかにした。
ロックダウン期間が約1カ月、ロックダウン解除後に従業員が職場に復帰するのにもう1カ月、計2カ月程度の影響が続くと想定して対策をとっているといい、「今のところ、生産の維持は十分できる」との見解を示した。
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