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ソニーが業績予想を上方修正、資産売却や円安・株価上昇で

4月25日、ソニーは、円安や資産売却などを理由に、2013年3月期の業績予想を上方修正した。写真は昨年6月、都内で撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 25日 ロイター] ソニー6758.Tは25日、2013年3月期の連結業績予想を上方修正した。円安進行のほか、日本株上昇による生命保険会社の運用益の改善が売上高に寄与。さらに、営業利益に計上した自社ビルや保有株の売却益が想定を上回った。

売上高は従来予想の6兆6000億円から6兆8000億円(前年同期は6兆4932億円)に上方修正した。同社は年間の売上高に対し、1円の為替変動で、ドルは500億円、ユーロは100億円のインパクト受ける。1―3月期の想定為替レートは、ドル88円、ユーロ115円としていたが、実際の平均レートはドル92.4円、ユーロ121.9円で推移した。これら円高修正のほか、日本株の上昇でソニー生命の運用益が改善し、従来の予想を上回った。

営業損益は従来予想の1300億円の黒字を大きく上回って2300億円の黒字(前年同期は673億円の赤字)に修正した。エムスリー2413.T株を一部売却(2月20日)して再評価益を計上したほか、東京・JR大崎駅前に保有する自社ビルを売却(2月28日)し、米ニューヨーク本社ビルの売却も完了(3月17日)。2月7日に13年3月期の連結営業利益予想を公表した時には、これら資産売却を織り込んでいたが、実際の売却益が株価上昇や円安で想定を上回った。

米国会計基準を採用するソニーは、自社ビルや保有株の売却益を営業利益に計上。これにより、当期純損益は従来予想の200億円の黒字から400億円の黒字(前年同期は4567億円の赤字)に上方修正し、5年ぶりの最終黒字を確実にした。

(ロイターニュース 村井令二 編集 宮崎大)

*内容を追加します。

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