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再送インタビュー:韓国大統領、北朝鮮核実験なら前例のない対応へ 中国に抑止要求

(不要な記号を削除しました)

 韓国の尹錫悦大統領はロイターとのインタビューに応じ、中国には北朝鮮の行動に影響を与える責任があるだけでなく、その能力もあると述べた。ソウルで28日撮影(2022年 ロイター/Daewoung Kim)

[ソウル 29日 ロイター] - 韓国の尹錫悦大統領は28日、ロイターとのインタビューに応じ、北朝鮮が核実験に踏み切った場合、同盟国と共同で前例のない対応を取ると警告したほか、北朝鮮にとって最も密接な同盟国である中国に核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を抑止するよう呼びかけた。

中国には国連安全保障理事会常任理事国として責任があると指摘。そうしなければこの地域への軍事資産の流入につながるとの認識を示した。

尹大統領は「確かなのは、中国には北朝鮮に影響を与えることができ、プロセスに関与する責任があるということだ」と指摘。平和と安定のために影響力を行使するかどうかは、中国の判断次第だと述べた。

北朝鮮の行動が日本など周辺国の防衛費拡大のほか、米軍の配備増強につながっているとの見方を示し、北朝鮮に非核化を促す「最善の努力」をすることは、中国の利益にかなっていると語った。

北朝鮮が新たな実験を行った場合、韓国と同盟国がどうするのかとの質問には「過去に見られなかった」対応を取ると強調した。ただ、詳細には触れなかった。

その上で「北朝鮮が7回目の核実験を行うのは極めて愚かなことだ」と明言。国際的な対応に一貫性がなかったことが過去30年にわたる北朝鮮政策の失敗の一因との考えを示し、「われわれは一貫して歩調を合わせ対応する必要がある」とも述べた。

北朝鮮が今年、記録的なペースでミサイル実験を行う中、金正恩朝鮮労働党総書記は先に世界最強の核戦力を保有する意向を表明した。米韓当局者は、北朝鮮が2017年以来となる核実験を準備している可能性があると述べる。

北朝鮮のミサイル実験は、20カ国・地域(G20)会議など今月開催された複数の国際会議にも影を落とし、尹大統領は中国の習近平国家主席との首脳会談で、北朝鮮の挑発を抑制するために中国が「より積極的で建設的な役割」を果たすよう要請した。

米韓は同地域に空母や長距離爆撃機などを増強することで合意しているが、こうした状況でも尹氏は2万8500人規模の在韓駐留米軍に変化はないだろうと指摘した。

<台湾の「現状」変更に反対>

中国と台湾の緊張が高まっていることについては、台湾問題は国際的な規範とルールに従って解決されるべきと語った。

中国は台湾統一に向け武力行使を放棄することはないと述べているが、尹氏は「現状を一方的に変えようとする試みには断固反対だ」と訴えた。

台湾紛争が発生した場合、韓国や駐留米軍が果たす役割についての質問には「安全保障上の状況を総合的に判断する」とし、差し迫った懸念はその状況を利用しようとする北朝鮮の軍事行動だと回答。「重要なのは、われわれを取り巻く差し迫った脅威に対応し、起こり得る脅威を制御することだ」と述べた。

<日本との協力>

対日関係については、歴史的経緯に起因する法的・政治的な問題が両国間に残っているものの、尹氏は協力関係の強化を中核的目標に掲げている。

尹氏は、日本が北朝鮮の脅威にますます直面しているとの見方を示し「日本政府は北朝鮮のミサイルが自国の上空を通過するのを見過ごせないと考える」と語った。

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