[ソウル 13日 ロイター] -北京五輪の柔道男子73キロ級で銀メダルを獲得した韓国の王己春氏(25)が、軍の訓練参加中に禁止されている携帯電話を使用したとして、8日間の拘置処分となった。軍警察が13日発表した。
地元メディアによると、王氏は昨年12月10日、論山にある陸軍訓練センターに入隊。その際、携帯電話を預けたが、2週間後に別の電話を使用しているところを見つかり、大みそかから今月7日まで軍の強制施設での拘置処分を科せられたという。
軍関係者はロイターに対し、「4週間の訓練で携帯電話の使用が発覚するのは珍しい」とし、王氏が再び訓練を行うことになると話した。
韓国では全ての健康な男子が2年間の兵役の義務があるが、五輪メダリストやアジア大会金メダリストは、4週間の訓練を受けるなどすれば兵役を免除される。
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