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アシアナ航空に罰金5000万円、米運輸省「事故後の対応が不十分」

2月25日、米サンフランシスコ国際空港で昨年7月に起きた韓国アシアナ航空機の着陸失敗事故で、乗客の家族らへの支援を怠ったとして、米運輸省は同社に罰金50万ドルを科した。写真は昨年7月撮影(2014年 ロイター/Jed Jacobsohn)

[25日 ロイター] -米サンフランシスコ国際空港で昨年7月に起きた韓国アシアナ航空機の着陸失敗事故で、乗客の家族らへの支援を怠ったとして、米運輸省は25日、同社に罰金50万ドル(約5100万円)を科した。

ソウル発のボーイング777型機は着陸時、同空港の滑走路前の防波堤に衝突。機体の破片が散乱するとともに炎上し、3人が死亡、180人以上が負傷した。

運輸省は声明で、アシアナ航空の事故後の対応について、「家族への支援が十分だったとは言えない」と指摘。連邦法では、航空会社が事故時に乗客やその家族に対し、適切な支援を行うことが義務付けられている。

運輸省によると、同法に基づき罰金が科されるのは初めて。同省は、乗客の4分の3の家族に連絡を取るのに丸2日かかり、事故から5日後まで連絡が取れなかった家族もいたことなどを問題視している。

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