[2日 ロイター] - 米半導体大手ブロードコムBRCM.Oは、携帯電話機向けベースバンド半導体部門の売却あるいは縮小を検討していると明らかにした。高額な研究開発費が営業益を圧迫していることが理由。
発表を受けて、同社株価は米株式市場午前の取引で約8.6%上昇した。
ブロードコムによると、ベースバンド部門の売却あるいは縮小は年間7億ドルのコスト削減につながる見通しだという。
ブロードコムは主に中国市場で、台湾のメディアテック2454.TWや米クアルコムQCOM.Oといった競合社との厳しい競争に直面している。
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