[北京 27日 ロイター] - 中国・内モンゴル自治区フフホト当局は27日、域内の住宅購入規制を緩和する方針を再確認した。地方都市が住宅に関する規制を公然と緩和する初のケースとなる。
フフホト当局は今週、規制緩和の決定を取り下げたと見られていた。中国の不動産価格は依然として過去最高水準近辺にあり、需要を押し上げるような措置は批判される可能性がある。中央政府は不動産投機の取り締まりに地方政府が取り組むよう望んでいる。
ただ、地方政府にとって不動産販売は主要な収入源であるため、一部の地方政府は公表することなく規制緩和に動いている。
フフホトの住宅担当部署はインターネット上の声明を通じて、住宅購入に関する制限を廃止し、住民登録の有無にかかわらず2戸以上の購入が可能になったと確認した。
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