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「国民の生活が第一」が発足、国会議員49人が参加

7月11日、民主党を除名された小沢一郎元代表らが結党大会を開き、新代表に小沢一郎氏を選任。党名は「国民の生活が第一」と決定した(2012年 ロイター/Issei Kato)

[東京 11日 ロイター] 消費増税法案に反対して民主党を除名された小沢一郎元代表らが11日夕、都内で結党大会を開き、新党が正式発足した。現在の民主党は「政権交代当時の民主党ではなくなった」とし、結党の理念である「国民の生活が第一」を党名とすると同時に党是とすることを決めた。

代表に選任された小沢氏は「もてる力を全力で発揮し職責を全うしたい」と述べ、消費増税法案を撤回させるべく行動していくとの決意を表明した。

新党には、衆参両院から49人の国会議員が参加(衆議院37人、参議院12人)。代表に小沢氏を選任、代表代行には山岡賢次氏、幹事長には東祥三氏があたる。

国民との約束を守る政党として、党名は「国民の生活が第一」とした。民主党が政権交代を実現した2009年の衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた基本理念を党名にかかげ、真正民主党を印象づける。

政権奪還に向けた詳細な政策は来週にも発表する予定。重点項目として小沢新代表は「まずは社会保障と税の一体改革に名を借りた実質増税だけの消費増税法案を撤回させるべく行動していく」と表明。増税前にやるべきこととして、東日本大震災の被災地を始めとする地方の復興と生活再建、地域主権確立のための行財政改革、スケジュール感を持ったデフレ経済対策を提示するとしたほか、新たなエネルギーの開発に努め、脱原発の方向性を鮮明にしていきたい、と語った。

その後の記者会見で小沢代表は、消費増税法案撤回に向けた内閣不信任決議案や首相問責決議案提出の可能性については「不信任案や問責決議案は国会運営の1つの手段として設けられているが、現時点ではそういうことではない。今は正論、王道でやっていく」とし、「良識の府である参議院で大増税への否決を期待する」と述べるにとどめた。

また民主党の鳩山由紀夫元代表ら消費増税法案に反対しながら民主党にとどまった議員らと連携し「どういう方向が国民のためになるかを基準に力を合わせていきたい」と語った。

(ロイターニュース 吉川裕子 石田仁志;編集 宮崎亜巳)

*内容を追加します。

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