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新興国の経済成長率見通し、一段の下方修正迫られる可能性

[ロンドン 29日 ロイター] -新興国は、大幅な利上げで通貨安と外国資本の一斉流出に歯止めを掛けられるかもしれないが、その代償として経済のハードランディングに直面する可能性がある。

南アフリカ中央銀行は29日、政策金利の据え置き予想に反し、50ベーシスポイント(bp)の利上げを決定した。トルコ中銀はこれに先立ち、市場予想を大幅に上回る利上げを決めている。インド中銀も今週25bpの利上げを決めたほか、ブラジルやインドネシアの中銀はすでに金融引き締めに動いている。

新興国経済の成長率は2008年より前には7.5%程度だったが、ここ2年間は10年ぶり低水準に落ち込んでいる。

世界銀行は今月、途上国の2014年の経済成長率見通しを昨年6月時点の5.6%から5.3%に引き下げた。

一方、国際通貨基金(IMF)はすでに大半の新興国について、昨年4月時点の14年成長率見通しを下方修正しており、今月の改定では、新興国全体の14年の成長率見通しを5.1%に据え置いた。2013年の新興国成長率の実績値はおおむねIMFの見通しを下回っている。

ただ、下方修正された成長率見通しも、一部の主要新興国の利上げによって一段の下方修正を迫られる可能性がある。

南アフリカ中銀は29日、2014年成長率見通しを従来の3%から2.8%に引き下げた。ロシアも長期の成長率見通しを下方修正している。

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