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[東京 10日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<08:15> ドル101円前半、IMF「アベノミクス、世界経済のリスクとなりうる」
ドルは101.17円付近、ユーロは129.30円付近。
国際通貨基金(IMF)のブランシャール主任エコノミストは9日、世界経済見通しについて記者会見し、安倍政権の経済政策「アベノミクス」に関し、日本が財政再建や構造改革を実現できなかった場合、投資家の信認が失墜する恐れがあるとし、世界経済へのリスクになり得ると指摘した。
同コメントは外為市場で話題となった。 ブランシャール氏は「2本目の矢(の財政出動)が中期的な財政再建策を伴わず、3本目の矢に抜本的な改革が盛り込まれなければ、投資家は懸念を強め、国債金利は跳ね上がるだろう」と指摘した。 IMFは一方で、大規模な金融緩和が信頼感や民間需要を下支えしているとして、2013年の成長率予想を1.6%から2%に引き上げた。2014年は1.2%と予想した。
<07:38> きょうの予想レンジはドル100.60―101.60円、101円前半軸にもみ合いか
ドル/円は101.10円付近、ユーロ/ドルは1.2780ドル付近、ユーロ/円は129.25円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が100.60―101.60円、ユーロ/ドルが1.2740─1.2840ドル、ユーロ/円が128.60―130.10円。
9日終盤のニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が他の主要中央銀行が金融緩和を進めようとしている局面で、資産買入れ縮小に向かうとの見方を背景に、ドルが主要通貨に対して浄書し、ドル指数 は一時84.753と2010年7月以来3年ぶりの高値をつけた。
この日は、FOMC議事録やバーナンキFRB議長の講演を控えて、「上も下も行きづらい。101円前半を軸としたもみあいが予想される。ただ、リスク回避的な動きには敏感に反応するので、株価の推移等に注視したい」(外為アナリスト)という。
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