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[ロンドン 24日 ロイター] - 24日の外為市場では、イングランド銀行(BOE、英中銀)の当局者らが議会証言で年内の利上げの可能性を示さなかったことから、ポンドが下落した。
BOEのカーニー総裁ら当局者の議会証言が始まって30分でポンドは対ドルと対ユーロで0.3%以上下げた。対ドル では1ポンド=1.6974ドルとこの日の安値を付け、ユーロは80.23ペンスに上昇した。
カーニー総裁、ビーン副総裁とマイルズ金融政策委員会委員はともに、英経済には利上げを実施する前に解消されるべき余剰生産能力が残っていると強調した。
ビーン副総裁は刺激策の終了による生産性押し上げ効果とインフレ率高進リスクのバランスを考慮すると、急ぐ必要はないことが示されているとの認識を示した。
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