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アジア通貨動向(28日)=総じて下落、ルピアとペソ主導

 [シンガポール 28日 ロイター] 28日のアジア通貨市場は、インドネシアルピアとフィリピンペソ主導で下落。アジア株安を受けて、米ドルのショートポジションをカバーする動きが出た。

 円は対米ドルで8カ月ぶりの高値に上昇。藤井裕久財務相は、ダウ・ジョーンズ(DJ)に対し、最近の円相場の動きは「異常ではない」との認識を示し、円高是正のための為替介入は検討していないとの方針を明らかにした。藤井財務相はその後、最近の動きはやや偏ってきているとの認識を示した。日経平均株価は2%超下落、リスク資産の売りが加速した。 

 インドネシアルピアIDR=は、一時0.9%安となる1米ドル=9735ルピアまで売られた。軟調な株式市場を受けて、最近の上昇による利益を確定する動きが出た。

 ただ、ルピアは対米ドルで年初来13%上昇しており、アジア通貨の中でも引き続き最もパフォーマンスの最も良い通貨となっている。

 ジャカルタのトレーダーは「米ドル買いはオフショアの市場から来ているようだ。利食い売りが出ている」と指摘。企業の月末決済に向けた米ドル需要も、ルピアの重しになったと述べた。

 1カ月物の米ドル/ルピアNDF(ノンデリバラブル・フォワード)IDR1MNDFOR=は9755ルピアに上昇。ルピアの0.4%下落を織り込む水準となっている。前週末25日終値は、ルピアの0.2%上昇を織り込む水準となっていた。

 フィリピンペソPHP=は0.7%安の1米ドル=47.63ペソをつけた。フィリピン株の軟調、ユーロ安が圧迫要因。ただ、その後、ペソは47.52ペソ付近で落ち着いた。マニラのディーラーによると「ユーロ下落で米ドルのショートカバーが若干みられたが、47.60ペソ台で(米ドル)売りが再び出てきた」という。このディーラーは、ペソが28日に47.30─47.70ペソのレンジで推移すると予想している。

 *0502GMT(日本時間午後2時02分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 シンガポールドル    1.4211

 台湾ドル     32.456

 韓国ウォン   1194.70

 タイバーツ       33.57

 フィリピンペソ 47.52

 インドネシアルピア 9730.00

 インドルピー 47.97

 マレーシアリンギ 3.4760

 人民元        6.8281

原文参照番号[nSP164398](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nSP164398]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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