for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

東南アジア株式=全般に堅調、タイ株は3週間ぶり高値

 [バンコク 4日 ロイター] 4日の東南アジア株式市場の株価は、バンコク市場が3週間ぶりの高値に上昇した。国内の政情リスクから安全との判断から資源株が買われた。米雇用統計の発表が待たれる中、東南アジア株は全般的に堅調だった。同統計では、1983年以来の高い雇用の伸びが予想されている。

 バンコク市場では今週、海外からの資金流入が復活し、海外勢のタイ株買い越し額が3270万ドルに上った。5月は反政府デモを背景とした政治リスクへの懸念から、海外勢が18億ドルもの売りを出した。

 同市場のSET指数.SETIは0.72%高で終了。この1週間では4.6%高と、東南アジア市場でトップの上昇率だった。割安な株価が国内の機関投資家も引き付けた。

 アユタヤ・ファンドマネジメントの最高投資責任者は「政治的、世界的リスクから安全と思われ、さらに高配当な株を買っている。バンコク市場にとって良いことは、個別企業の成長見通しだ。タイ企業の利益見通しは政治問題にもかかわらず、依然として有望だ」と語った。

 ジュリアス・ベーア・リサーチはSET指数が今月、780―800を試すと予想している。

 個別銘柄では、石炭株が上伸。中国の電力消費のピーク期である6―8月に石炭需要が増加すると見込まれた。最大手バンプーBANP.BKは1.7%高、同業ランナー・リソーシズLANN.BKは0.6%高。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは0.47%高で引けた。ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは0.44%高、マニラ市場の総合指数(PSEi).PSIは0.05%高。クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI).KLSEは取引前半での上昇分を消し、前日終値比ほぼ変わらずで引けた。ベトナム(ホーチミン)市場のVN指数.VNIは0.15%安。

 ジャカルタ市場とマニラ市場は、今週インドネシアとフィリピンの中央銀行が金利を過去最低水準のまま据え置いたことを受けて、ともに外資の入超となった。

 ジャカルタ市場では、パーム油相場高を受けて、パーム油農園会社のアストラ・アグロ・レスタリAALI.JKが9.1%急伸。自動車最大手アストラ・インターナショナルASII.JKは1.9%高と続伸した。

 シンガポール市場では、銀行3位の大華銀行(UOB)UOBH.SIが0.7%高。有力格付け会社フィッチ・レーティングスは同社の外貨建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)を「AA 」で据え置き、アウトルックも安定的とした。

 マニラ市場では、食品メーカーのユニバーサル・ロビーナURC.PSが7.6%急伸。電力会社アボイティズ・パワー・コープAP.PSは4.2%高。

 クアラルンプール市場では、銀行大手マラヤン・バンキング(メイバンク)MBBM.KLが0.4%高。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up