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アジア通貨動向(21日)=リンギ急落、ルピアとペソは中銀介入で下げ渋る

 [シンガポール 21日 ロイター] 21日のアジア通貨市場では、ユーロ圏債務危機に対する不安が残る中、マレーシアリンギの下落が目立った。インドネシアルピアとフィリピンペソは前日に続く中央銀行の支援介入によって下げ渋った。

 韓国、タイ、香港の市場が休場のため商いは薄かった。

 リンギMYR=は1.7%近く下落し、1ドル=3.328リンギと2カ月ぶり安値をつけた。この日1%超下落したクアラルンプール株式市場で外国人投資家による売りがみられたなか、市場筋はリンギ下落も資金流出が原因とみている。

 リンギは過去1週間で対ドルで約4%下落したが、トレーダーによると、ドル売り介入の兆候はみられなかったという。

 1年物ドル/リンギNDF(ノンデリバラブル・フォワード)MYRNDFOR=は3.319リンギと、前日終盤の3.273リンギから上昇。

 インドネシアルピアIDR=は一時1%下落し1ドル=9345ルピアと、3月5日以来の安値をつけた。その後、9310ルピア付近まで値を戻した。トレーダーは中銀のドル売り介入があったとみている。インドネシア中銀の副総裁はこの日、ルピア売り圧力は一時的なものである可能性が高いとの見方を示した。

 フィリピンペソは一時約1%下落し、1ドル=46.52ぺソをつけた。トレーダーによると、46.18ペソから46.50ペソの水準でフィリピン中銀の介入があったもよう。 

 ドル/人民元ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は上昇。現在のボラティリティーが高い状況で、中国当局が人民元相場の上昇を再開する可能性は低いとの見方が強まっている。

 一部のヘッジファンドでは、特に1年物以上の長めのNDFで、ドルのショートポジションを巻き戻す動きが加速している。

 3カ月物のドル/人民元NDFCNYNDFOR=は4カ月ぶり高値となる6.8110元に上昇。これは向こう3カ月に0.24%の元高を織り込む水準で、1週間前の予想上昇率0.9%から大きく低下した。

 1年物は6.7550元に上昇し、向こう1年で1.07%の元高を織り込む水準となっている。1週間前の予想上昇率は2.22%だった。

 元のスポット相場CNY=CFXSは1米ドル=6.8275元近くで小動きとなった。

 1年物のドル/インドルピーのオンショアプレミアムINR1Y=は78.25ポイントと、2009年2月24日以来の低水準となった。前営業日終値は84.25ポイント。

 ルピーのスポット相場が、継続的な海外ファンドのインド株売りを受けて、6カ月半ぶりの安値となる1米ドル=47.33ルピーをつけたことが背景にある。

 *0617GMT(日本時間午後3時17分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 シンガポールドル  1.4102

 台湾ドル    32.205

 韓国ウォン   ───

 タイバーツ    ───

 フィリピンペソ 46.49

 インドネシアルピア 9300.00

 インドルピー 46.81

 マレーシアリンギ 3.3160

 人民元       6.8275

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