January 15, 2019 / 3:44 PM / a month ago

JPモルガン、10ー12月期利益が予想下回る 市場変動で債券取引さえず

[15日 ロイター] - 米銀大手JPモルガン・チェース(JPM.N)が発表した2018年第4・四半期(10─12月)決算は、債券トレーディング部門の不振が響き、利益が予想を下回った。

 1月15日、米銀大手JPモルガン・チェースが発表した2018年第4・四半期(10─12月)決算は、債券トレーディング部門の不振が響き利益が予想を下回った。ミラノで2017年9月撮影(2019年 ロイター/MASSIMO PINCA)

株価は午前の取引で一時2%超下落した。

第4・四半期は、主要4事業部門のうち3部門で減収となった。このうち債券トレーディング収入(調整後)は18%減少。年末にかけて市場の振れが激しくなる中、商品(コモディティー)や信用取引中心に手控え感が強まった。一方、株式トレーディング収入は2%増加。ヘッジファンドを主要顧客とするプライムブローカレッジ業務が好調だった。

レーク最高財務責任者(CFO)は電話会議で、1四半期の落ち込みが継続するとは限らないとした上で、トレーディング環境は年初までに改善しており、1月はまずまずの滑り出しのようだと指摘した。

投資銀行部門の収入は3%増。引受収入の落ち込みをアドバイザリー収入の増加が補った。アセット・ウエルスマネジメント部門の収入は5%減少した。

世界経済の減速や米中貿易摩擦に対する根強い不安から銀行のトレーディング部門は苦境に立たされている。銀行株の昨年の成績は、指標となるS&P総合500種指数.SPXを13%も下回る結果となった。

ダイモン最高経営責任者(CEO)は「今年こそはわが国の指導者らが協力的かつ建設的に向き合い、消費者や企業の信頼感のてこ入れに努めてほしい」と要請した。

テクノロジーやマーケティング、不動産への投資がかさみ、費用は6%増と収入の伸びを上回った。

純利益は67%増の70億7000万ドル(1株当たり1.98ドル)。リフィニティブのアナリスト予想平均である2.20ドルに届かなかった。前年同期は税制改革に伴い特別費用を計上したことから利益が低めに出ていた。

純金利収入(NII)は9%増の145億ドル。金利上昇が後押し要因となった。平均コアローンは6%増加した。

収入は4.1%増の268億ドル。アナリスト予想は268億3000万ドル。

*内容を追加しました。

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