November 30, 2018 / 12:04 AM / 11 days ago

鉱工業生産2カ月ぶり上昇、汎用機械など増産 判断上げ=経産省

 11月30日、経済産業省が発表した10月鉱工業生産指数速報は前月比で2.9%上昇し、2015年1月以来のプラス幅を記録した。写真は川崎市で2012年10月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 30日 ロイター] - 経済産業省が30日公表した10月の鉱工業生産指数速報は前月比で2.9%上昇し、2015年1月以来のプラス幅を記録した。上昇は2カ月ぶり。夏場の自然災害を受けた減産からの回復により、汎用機械や電子部品、自動車を中心に幅広い業種で増産となり、基調判断も、従来の「緩やかに持ち直しているものの、一部に弱さがみられる」との表現から「緩やかな持ち直し」に引き上げた。ロイター予測は前月比1.2%上昇だった。

10月分から統計基準が2010年から2015年に改定された影響で、9月の前月比は従来の1.1%低下から0.4%低下に引き上げられた。

先行きについては、11月が前月比0.6%上昇、12月は同2.2%上昇を見込む。11月は化学工業、12月は生産用機械工業などがけん引する見通し。ただ、予測値は高めとなる傾向があることから、経済産業省では「11月に10月の高水準を維持するのは難しい」(経済解析室)とみている。同時に「10─12月では2四半期ぶりに前期比プラスが期待できる」(同)と指摘した。

10月実績を業種別にみると、コンベヤーや水管ボイラー、圧縮機などの汎用・業務用機械が前月比6.9%増えたほか、電子部品・デバイス工業が同8.6%増、自動車工業が同3.1%増と伸び、「これら3業種が生産指数の前月比上昇率を半分程度押し上げた」(同)。8、9月に落ち込んでいたスマートフォン向け電子部品は、10月は回復が確認できたとしている。

10月の出荷は前月比5.4%上昇、在庫は同1.4%低下した。

米中貿易戦争による世界経済減速懸念などの影響については、「調査対象企業からは聞かれない」(同)という。

*内容を追加しました。

竹本能文

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