[東京 25日 ロイター] - 日本ショッピングセンター(SC)協会が25日発表した4月のSC既存店売上高は前年比10.4%増となった。
マスク着用ルールの緩和や全国旅行支援、春休みやゴールデンウィークなどを追い風に外出機運が高まり、来館者数が増えた。
また、夕方以降の来館者が戻ってきたことや新生活需要により、衣料品や鞄、靴などのファッション雑貨の販売が好調だったことも、全体の売上高を押し上げた。
SC全体の売上高はコロナ禍前の2019年に比べて5%減にとどまっているが、けん引役となった大都市の一部のSCでは同年を上回ったとの声も上がったという。
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