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三菱電に原因究明要請、機器は安全上問題なく使用継続=JR東社長

JR東日本の深沢社長は6日の定例記者会見で、三菱電機による鉄道車両機器の検査不正について「大変遺憾」と述べ、三菱電機に原因究明を要請していると語った。写真は三菱電機のロゴ。都内で2016年11月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 6日 ロイター] - 東日本旅客鉄道(JR東日本)の深沢祐二社長は6日の定例記者会見で、三菱電機による鉄道車両機器の検査不正について「大変遺憾」と述べ、三菱電機に原因究明を要請していると語った。検査方法を今後、協議する必要があるとの考えも示した。JR東は新幹線や在来線の空調機器約9800台を導入している。

深沢社長は、検査不正のあった空調機器は「車両の形で納入を受け、受け取り時に機能検査をし、定期的な検査も行っている」と説明。「安全上の問題は起きていない」として「継続して使用していきたい」と話した。空調機器以外の製品に関しては「今のところ、同様の報告は受けていない」という。

三菱電機製の空調機器をこれまで採用してきた理由については「コスト、性能、経年使ったことによる劣化なども含め、トータルなパフォーマンスとしてはしっかりしている」との認識を示した。

三菱電機の柵山正樹会長は昨年6月からJR東の社外取締役を務めてきたが、検査不正を受けて今月5日付で辞任した。深沢社長は「技術的な見地からの指摘をいただいていた。このような形で辞任されたことは残念な気持ちでいっぱいだ」と述べた。株主に対しても「このような事態になったことをおわびしたい」と謝罪した。

検査不正判明を受け、三菱電機の杉山武史社長は2日に会見。検査不正が30年以上も続いていたことから、杉山社長は「組織的な不正行為だったと認めざるを得ない」と述べ、辞任を表明した。同社は調査結果と再発防止策を9月に公表する。

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