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JSRのエラストマー事業分割、議決権行使助言のISSが反対推奨

 5月26日、JSRは、タイヤ向け合成ゴムなどのエラストマー事業を会社分割した上でENEOSに全株式を譲渡する計画について、議決権行使助言会社のISSが「反対」推奨のリポートを発行している事実を確認したと発表した。写真はENEOSのロゴ。都内で昨年8月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 26日 ロイター] - JSRは26日、タイヤ向け合成ゴムなどのエラストマー事業を会社分割した上でENEOSに全株式を譲渡する計画について、議決権行使助言会社のISSが「反対」推奨のリポートを発行している事実を確認したと発表した。

JSRは11日、祖業でもある同事業を会社分割した上でENEOSに全株式を譲渡すると発表した。事業環境が厳しくなる中で、抜本的な変革が必要と判断したためで、事業承継会社の企業価値は1150億円と説明。譲渡は来年4月1日を予定している。

ISSは、6月17日開催予定のJSRの株主総会に向け、事業の吸収分割契約承認に関する議案について「事業の譲渡価格の算定方法に関する情報開示が不十分」などとして、株主にとって妥当な価格かどうかを判断することが困難と指摘したという。

これに対し、JSRは必要な情報開示を行っており、同事業の価値算定のプロセスにも問題はないと説明。議案は事業を分割して新会社に承継させることへの承認を求めるもので、株式売却取引を対象としていないと指摘、株主には分割に対する賛否の検討を呼び掛けている。

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