[東京 31日 ロイター] - 日本たばこ産業(JT)は31日、2022年12月期通期の連結営業利益予想を従来の前期比10.0%増の5490億円から同30.1%増の6490億円に引き上げると発表した。円安の進展が利益を押し上げる。
IBESがまとめたアナリスト14人のコンセンサス予想では、連結営業利益の平均値は5755億円で、会社側の見通しはこれを上回った。
連結業績予想の引き上げを受け配当予想も引き上げ、期末配当を75円から113円に増額した。
22年1―9月期決算では、営業利益が前年同期比20.5%増の5793億円。たばこ事業の堅調推移や大幅な円安が利益を押し上げた。
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