January 6, 2012 / 11:53 PM / 8 years ago

米FRB高官、住宅市場への一段の刺激策が必要との立場表明

[イズリン(米ニュージャージー州) 6日 ロイター] ダドリー米ニューヨーク連銀総裁を含む3人の連邦準備理事会(FRB)高官は6日、米景気回復を加速させるため、住宅市場に対する一段の刺激策が必要との考えを示した。

 1月6日、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁を含む3人の連邦準備理事会(FRB)高官は、米景気回復を加速させるため、住宅市場に対する一段の刺激策が必要との考えを示した。米ワシントンのFRB本部で昨年6月撮影(2012年 ロイター/Jim Bourg)

FRBは4日、上院銀行住宅都市委員会と下院金融委員会の委員長と筆頭メンバーに送った報告書で、政府系住宅金融機関(GSE)である連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)FMCC.OBと連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)FNMA.OBの役割を拡大することで、低迷する米住宅市場の回復を支援できるとの見方を示したばかり。

こうしたなか、ダドリーNY連銀総裁、デューク理事、およびローゼングレン・ボストン地区連銀総裁はそれぞれ行った講演のなかで、住宅市場がぜい弱なことで米景気回復の腰が折られる恐れがあると警告した。

ダドリー総裁はニュージャージ州で行った講演で、政策担当者は住宅市場を急速に活性化させるさらなる措置を検討し、「いら立つほどに遅い」景気回復ペース、および「容認できないほどに高い失業率」の改善に努める必要があるとの考えを示した。

そのうえで、金融政策は他の政策担当者の措置を補完するよう機能するべきで、これらを合わせた時に、条件が良好に推移すれば1─2年以内に住宅価格が安定し市場が上向く手助けとなり得ると述べた。

デューク理事はバージニア州で行った講演で、フレディマックとファニーメイに関する新たな政策が必要との考えを示し、「政策担当者は、GSEの損失を最小限に抑えることにばかりに焦点をあてるよりも、GSEが住宅市場の回復ペースを速める上で果たせる役割を考慮した政策を、少なくとも検討するべきだ」と述べた。

ローゼングレン総裁はコネチカット州で行った講演のなかで、住宅市場てこ入れに向けた措置の1つとして、FRBが住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れを拡大させることを挙げた。

同総裁は「インフレ率が低水準で推移し、労働市場がぜい弱な状態が年内は続くと予想されることを踏まえると、FRBは一段と強い成長を通した、よりペースの速い回復を促進する方法を模索し続ける必要がある」と述べた。

ハト派として知られるダドリー総裁、ローゼングレン総裁に加え、デューク理事もある意味でハト派とみなされている。この3者の年初の講演のトーンがFRB内の議論に影響を及ぼす可能性もある。

ダドリー総裁とデューク理事は、常に投票権を持つ連邦公開市場委員会(FOMC)メンバー。ローゼングレン総裁は2013年に投票権を持つメンバーになる。

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