January 6, 2012 / 11:33 PM / 8 years ago

ユーロ下落、来週も売り継続の見通し=NY外為市場

[ニューヨーク 6日 ロイター] 6日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで2010年9月以来の安値、対円では2000年12月中旬以来の安値を更新した。

 1月6日、ニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで2010年9月以来の安値、対円では2000年12月中旬以来の安値を更新した。マドリードで昨年1月撮影(2012年 ロイター/Andrea Comas)

米経済が好調に推移していることを示す経済指標が発表される一方で、ユーロ圏では経済が再びリセッションに陥る兆しを見せていることでこの日もユーロ売りが先行。市場ではユーロ加盟国の資金調達状況が改善しない限り、ユーロ売りは続くとの見方が出ている。

ニューヨーク市場終盤の取引でユーロは1.2718ドルと0.5%安で推移。ロイターのデータによると一時1.2696ドルと、2010年9月以来の安値をつけた。

対円では一時97.88円と、2000年12月中旬以来の安値に下落。終盤の取引では0.7%安の97.96円で推移した。

朝方発表された12月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を上回って増加。失業率は約3年ぶり低水準となる8.5%に低下した。

これを受け、ドルは幅広い通貨に対して上昇。対スイスフランでは前年2月以来の高値をつけた。

ユーロの下落に伴い、主要6通貨に対するICEフューチャーズUSのドル指数.DXYは一時81.376まで上昇、2010年11月下旬以来の水準を更新した。その後は若干戻し、終盤の取引では0.4%上昇の81.264で推移した。

ドルは対円で0.2%安の76.98円で推移。若干下落したものの、今週つけた11月中旬以来の安値からは戻した。

来週はイタリアとスペインが国債入札を実施する。ユーロ加盟国の資金調達状況を占う試金石になるとして、市場の注目を集めている。

野村証券の外為ストラテジスト、チャールズ・アーノウド氏は「ユーロは来週も下落する公算が大きい」と予想。市場では、特に2012年の最初の4カ月で約1000億ユーロの国債償還と利払いを抱えるイタリアの資金調達コストに対する懸念が出ている。

ユーロ圏の国債の入札に加え、ユーロ圏債務危機に対しどのような対策が打ち出されるのか見極めるため、9日の独仏首脳会談にも注目が集まっている。

2012年の初めの1週間で、ユーロは対ドルで1.8%、対円で1.6%、それぞれ下落した。

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