[ブダペスト 11日 ロイター] 欧州委員会は11日、ハンガリーについて、同国は財政赤字を削減する必要があり、それができない場合、来年以降、欧州連合(EU)から資金の一部を得られなくなる恐れもあるとの見解を示した。
新たな融資をめぐり、国際通貨基金(IMF)との協議が始まるなか、同国政府に対するさらなる圧力になるとみられている。
欧州委は声明で「ハンガリーは、過剰な赤字をタイムリーかつ持続的に調整する上で十分な進展がみられなかったとの結論に至った」と指摘。過剰財政赤字是正手続き(EDP)への移行を提案した。
同国は昨年、形式上はEUの財政規律である対国内総生産(GDP)比3%の目標を達成したものの、一時的な措置が寄与したに過ぎないとした。
レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)は、当該措置が取られなかった場合、赤字は経済生産の6%に達していただろうと指摘。記者会見で「ハンガリーは効果的な措置を講じていない」と述べた。
さらに「ハンガリーはユーロ圏加盟国ではないため、金融制裁の展望に直面することはない見通しだが、2013年1月以降、団体資金の確約が停止される可能性はある」とした。