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米株反発、労働市場の回復兆候を好感
2012年2月23日 / 21:42 / 6年後

米株反発、労働市場の回復兆候を好感

[ニューヨーク 23日 ロイター] 23日の米国株式市場は反発。先週の新規失業保険申請件数が労働市場の回復を示唆する結果となったことが好感された。しかし2008年のリーマンショック前につけた高値を上抜けすることはできず、上値の重い展開となった。

2月23日、米国株式市場は反発。先週の新規失業保険申請件数が労働市場の回復を示唆する結果となったことが好感された。ニューヨーク証券取引所で撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)

ダウ工業株30種.DJIは46.02ドル(0.36%)高の1万2984.69ドル。

ナスダック総合指数.IXICは23.81ポイント(0.81%)高の2956.98。

S&P総合500種.SPXは5.80ポイント(0.43%)高の1363.46。

2月18日終了週の新規失業保険週間申請件数は35万1000件と前週から変わらず、2008年3月以来の低水準にとどまり、労働市場が回復していることを示した。ロイターがまとめたエコノミスト予想では、35万4000件に増加するとみられていた。

S&P500の動きを見ると、テクニカル的な抵抗水準の上限とされる1370ポイントが目前で、年初来では8.4%上昇、昨年10月の安値からは20%強の値上がりを見せている。だが投資家の多くは目先、上値が抑えられると見込んでおり、「これまでの高値圏に到達している以上、積極的な買い姿勢はうかがえない」(シェファーズ投資の調査ディレクター、トッド・サラモネ氏)のが現状という。

トムソン・ロイターのデータによると、この日午前までにS&P500の構成銘柄500社中446社が決算発表を行い、うち63%に当たる企業がアナリスト予想を上回る業績となった。これは過去4四半期の平均である70%を下回る一方、1994年以降の平均である62%は超える格好となっている。

個別銘柄では、小売のシアーズ・ホールディングス(SHLD.O)が急騰し18.7%高。四期決算は最終損益が大幅な赤字となったものの、1250店舗規模の事業をスピンオフすることなどで7億7000万ドルを調達する計画を示し、投資家の間で債務返済能力をめぐる不安が和らいだという。

医薬品のバイバス(VVUS.O)は78%急騰。同社の抗肥満薬「キューネクサ(Qnexa)」が米規制当局によって承認されるとの思惑から買われた。

一方、コンピューター大手のヒューレット・パッカード(HP)(HPQ.N)は売られ6.5%安。前日引け後に発表した第1・四半期(11─1月)決算は、純利益が14億7000万ドル(1株当たり0.73ドル)となり、前年同期の26億ドル(同1.17ドル)から44%近く減少。各事業の建て直しに数年かかるとの見通しを示した。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル).DJI

終値         12984.69(+46.02)

前営業日終値    12938.67(‐27.02)

ナスダック総合.IXIC

終値         2956.98(+23.81)

前営業日終値    2933.17(‐15.40)

S&P総合500種.SPX

終値         1363.46(+5.80)

前営業日終値    1357.66(‐4.55)

*内容を追加して再送します。

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