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米ヤフー、「コンシューマー」など3主力部門に再編=内部メモ
2012年4月10日 / 16:57 / 6年後

米ヤフー、「コンシューマー」など3主力部門に再編=内部メモ

[サンフランシスコ 10日 ロイター] 米ネット検索大手ヤフーYHOO.Oのトンプソン最高経営責任者(CEO)は10日、会社組織を「コンシューマー」「地域」「テクノロジー」の3つの主力部門に再編する方針を示した。再編は5月1日付。顧客に再び焦点を当てることで、経営の盛り立てを目指す。

4月10日、米ネット検索大手ヤフーのトムソン最高経営責任者(CEO)は、会社組織を「コンシューマー」「地域」「テクノロジー」の3つの主力部門に再編する方針を表明。写真はカリフォルニア州・サンタモニカのオフィス。昨年4月撮影(2012年 ロイター/Mario Anzuoni)

同CEOが作成した内部メモで明らかになった。ヤフーはこの日、全社員が参加するミーティングを開く。

ヤフーは前週、2000人の人員削減を実施すると発表したばかり。グーグル(GOOG.O)やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のフェースブックなどの台頭により、ヤフーの収益の伸びはこのところ陰りを見せている。

こうしたなかトムソンCEOは内部メモで、「ヤフーは主力事業で勝つことを最優先事項としていることを明確にしておきたい。そうすることにより、ヤフーは新たな成長に向けた機会を追い求めることができる」とした。

再編後の「コンシューマー」部門はメディアコンテンツ、写真共有コミュニティサイト「Flickr(フリッカー)」、インターネット検索、電子メールサービス、電子商取引などを統括する。

新たに創設される「地域」部門は広告事業を担当。「テクノロジー」部門はヤフーの事業インフラやプラットフォームなどを統括する。

予想通り、再編後は集約的なプロダクツ・グループ部門は廃止される。

トンプソンCEOは内部メモで、各部門の事業計画の詳細は向こう数日間、数週間の間に明らかにするとした。また、「最終的に市場におけるヤフーの勝敗を決めるのは、顧客だ」とし、顧客部門に再び注力する方針を示した。

米電子決済サービル大手ペイパル出身の同CEOは、再編後のヤフーが新たな軸足を置く商取引関連事業が将来の成長のカギとなるとの立場を表明。ただ、「伝統的な」電子商取引を超えた分野への進出にも言及した。

メディア関連事業では通常のニュースに加え、金融、スポーツ、芸能の各分野のニュースにも注力。速報を要するニュースや、ロンドン五輪や米大統領選挙など今年の主要なイベントについては、コンテンツ制作会社や各方面のエディターと緊密に協力する。

ヤフーは17日に第1・四半期決算を発表する。同社の株価は午後序盤の取引で約0.5%安で推移している。

*最高経営責任者の苗字の読みを「トンプソン」に修正し、内容を追加しました。

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