[ロンドン 27日 ロイター] 格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は27日、フィンランドの携帯電話機メーカー、ノキアNOK1V.HEの信用格付けを「BBBマイナス」から投機的水準(ジャンク)の「BBプラス」へ引き下げた。見通しは「ネガティブ」としている。
S&Pは格下げの理由について、今年の携帯電話機販売が18%減となった2011年と同様の落ち込みになることを懸念していると説明した。
ノキアの株価は0.5%安で終了した。
フィッチ・レーティングスも今週、ノキアの格付けを投機的水準に引き下げている。