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米モルソン・クアーズ、東欧ビール大手スターベブ買収へ

[3日 ロイター] 北米ビール大手モルソン・クアーズ・ブリューイングTAP.Nは3日、プライベートエクイティ(PE)のCVCキャピタル・パートナーズCVC.ULから、東欧ビール大手スターベブを26億5000万ユーロ(35億2000万ドル)で買収することを明らかにした。中・東欧ビール市場への進出を目指す。

4月3日、北米ビール大手モルソン・クアーズ・ブリューイングは、プライベートエクイティ(PE)のCVCキャピタル・パートナーズから、東欧ビール大手スターベブを26億5000万ユーロ(35億2000万ドル)で買収することを明らかにした。写真はモルソンビール缶。モントリオールで2012年3月撮影(2012年 ロイター/Christinne Muschi)

スターベブをめぐっては当初、アサヒグループホールディングス2502.Tが買い手の最有力候補とみられていたが、関係筋によると、アサヒは30億ドル以上でのスターベブ買収には消極的だった。

モルソン・クアーズのピーター・スウィンバーン最高経営責任者(CEO)は声明で「スターベブ買収は、プレミアムブランドのポートフォリオ拡充と、世界の成長市場への進出というモルソン・クアーズの戦略と正に合致している」との見解を示した。

スターベブは、手続き完了後、モルソン・クアーズ傘下の独立事業部門となる見通し。

モルソンは、今回の買収効果で、初年度の通期利益が押し上げられるしている。

ただ同日の米株式市場で、モルソン株は 3.7%安で推移している。投資に見合うだけの利益を得られるか懐疑的な見方が出ていることが背景。スターベブ買収は、低迷する北米市場のてこ入れにはならないとの見方も重しとなっている。

また買収額は2011年のスターベブの利払い・税・償却前利益(EBITDA=コア利益)の約11倍の水準で、一部では、買収額は高すぎるとの指摘も上がっている。

CVCは、2009年にスターベブを買収。複数のメーカーから買収打診を受け売却先を模索していた。報道によると、アサヒグのほか、デンマークのカールスバーグCARLb.CO、英SABミラーSAB.L、オランダのハイネケンHEIN.ASなどが打診したとされる。

今回の案件では、モルガン・スタンレーがモルソン・クアーズの、野村インターナショナルがスターベブのアドバイザーをそれぞれ務めた。

*内容を追加して再送します。

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