July 26, 2012 / 5:36 PM / in 7 years

ギリシャの6月末の銀行預金残高は約6年ぶり低水準=ECB

[フランクフルト 26日 ロイター] ギリシャの銀行からの預金流出が6月も続き、同月末の預金残高が約6年ぶりの低水準に落ち込んでいたことが、欧州中央銀行(ECB)が26日に発表した統計で明らかになった。

ギリシャの銀行の6月末の預金残高は1562億ユーロと、前月末の1631億ユーロから減少。2009年12月につけたピークの3分の1以下の水準に落ち込んだ。

ギリシャで5月に行われた第1回目の総選挙後は、国際支援とそれに伴う緊縮財政措置に反対する政党が支持を伸ばし、その結果ギリシャのユーロ離脱懸念が高まっていたことで、6月の預金流出が加速したと見られている。ギリシャ中央銀行は、6月17日の再選挙後は銀行預金は流入に転じたとしている。

ABNアムロのエコノミスト、ニック・コウニス氏は「6月初めに預金が急速に流出したあとは、回復したと見られる」と指摘。ただ「選挙の有無にかかわらず、ギリシャがユーロを離脱する可能性はかなり高い。こうしたなか、預金引き出しが当然、最も良識的な行動となる」と述べた。

ECBがギリシャ国債を担保として7月25日以降は受け入れないと決定したことも影響したと見られる。

債務危機に苦しむ他のユーロ加盟国の6月の銀行預金流出率は、ポルトガルが3.5%、アイルランドが2%、スペインが1%未満。6月末の預金残高はポルトガルが2010年10月以来、スペインが2008年7月以来の低水準となった。

一方、イタリアでは預金残高は約2%増加した。

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