June 29, 2012 / 11:29 PM / 7 years ago

ユーロ大幅高、欧州首脳会議の合意受け=NY市場

[ニューヨーク 29日 ロイター] 29日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで大幅高となった。欧州首脳が国債市場の安定化策などで合意したことが支援材料となった。

6月29日、ニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで大幅高となった。欧州首脳が国債市場の安定化策などで合意したことが支援材料となった。写真は昨年10月、ブリュッセルで撮影(2012年 ロイター/Thierry Roge)

ユーロ圏首脳は2013年から欧州安定メカニズム(ESM)が政府を経由せず銀行に資本を直接注入できるようにすることを決めたほか、域内の銀行監督の一元化でも合意した。

合意の詳細は明らかになっていないものの、首脳会議で具体的な措置は打ち出されないことを予想してユーロの下落を見込んでいた向きにはサプライズとなった。

ロイターのデータによれば、ユーロ/ドルは一時1.2692ドルまで上昇し21日以来の高値をつけた。終盤の取引では1.7%高の1.2646ドル。1日の上げとしては昨年10月以来の大きさとなる見込み。

ユーロは対円でも一時1週間ぶりの高値となる101.39円をつけた。終盤は2.4%高の101.16円。

ユーロ/ポンドは0.8%高の80.79ペンス。

ドル/円は0.6%高の79.89円。

リスク選好度の高まりを背景に高利回り通貨が買われ、豪ドルは対米ドルで一時5月上旬以来の高値をつけた。終盤は1.9%高の1.0229ドル。

ニュージーランドドル/米ドルは1.6%高の0.8003米ドルとなった。

アナリストによると、月末や四半期末に絡む買いに支援されてユーロは短期的に一段高となる見込み。ただ、欧州首脳が合意した内容は一時的な解決策にすぎないものや、実現に時間がかかるものが含まれるとして、ユーロの上昇はは来週中にも一服するとの見方も出ている。

モルガン・スタンレーの欧州為替戦略部門を統括するイアン・スタナード氏は、ユーロが1.27ドルを超えて大きく上昇する可能性は低いと指摘した。

「(首脳会議の)合意事項にあまり目新しいものがないことや、新たな措置には非常に多くの条件がつけられていることに市場が気付くまでそれほど時間はかからないだろう」と語った。

市場では来週の欧州中央銀行(ECB)理事会に焦点が集まるとみられる。アナリストの間ではECBが主要政策金利を1%から引き下げるとの観測が高まっている。

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