August 3, 2012 / 10:17 PM / 7 years ago

米株は雇用統計好感し急反発、ナイトキャピタルも値を戻す

[ニューヨーク 3日 ロイター] 3日の米国株式市場は急反発し、相場は5月初旬以来3カ月ぶりの水準に値上がりした。朝方発表された米雇用統計が好感されたほか、ユーロ圏危機をめぐる欧州当局者の対応にも再び期待が集まった。

8月3日、米国株式市場は急反発し、相場は5月初旬以来3カ月ぶりの水準に値上がりした。写真はニューヨーク証券取引所で撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)

ダウ工業株30種.DJIは217.29ドル(1.69%)高の1万3096.17ドル。

ナスダック総合指数.IXICは58.13ポイント(2.00%)高の2967.90。

S&P総合500種.SPXは25.99ポイント(1.90%)高の1390.99。

週間ではダウが0.2%高、ナスダックが0.3%高、S&Pが0.4%高。ダウ・S&Pは4週連続、ナスダックは3週連続での値上がりとなった。

7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が16万3000人増と、事前予想の10万人増を上回り、過去5カ月で最大の伸びとなった。一方、職探しをやめた人が増えたにもかかわらず、失業率は6月の8.2%から8.3%に悪化した。

ウエルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメント(ニューヨーク)の首席株式ストラテジスト、ジョン・マンリー氏は、雇用統計を受けた米連邦準備理事会(FRB)側の反応として「(追加刺激策に関して)身を引くことにはならないものの、数日前(の米連邦公開市場委員会、FOMC)の時ほど身構える必要もなくなった」と指摘。同時に今回の統計で、経済に関して一部投資家が抱いていた最も悲観的な見方は払しょくされた可能性があると述べた。

こうしたなか、前日の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果とその後のドラギ総裁の記者会見の内容について、市場では前日の段階で、迅速な行動が打ち出されなかったとして否定的に受け止められたものの、この日は一転、新たな刺激策が早期に講じられる可能性があるとして前向きな見方に変わったという。

銀行株の値上がりが目立ち、S&P金融株指数.GSPFは2.6%上昇した。

取引障害による信頼低下と損失で前日まで急落していた証券仲介大手のナイト・キャピタル・グループKCG.Nはこの日急騰し57%高の4.05ドル。一部の有力顧客が同社システムを使った取引を再開すると表明したことが材料となった。同社は1日に発生した株式売買システムの障害により4億4000万ドルの損失を出している。週間での株価の値下がり率は60%に上った。

日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)(PG.N)が発表した第4・四半期(4─6月)決算は、売上高が減少したものの、利益は予想を上回った。同社は今年度中に40億ドルの自社株買いを実施する方針も明らかにした。株価は3.1%高。

トムソン・ロイターのデータによると、S&P500の構成銘柄企業のうち402社が決算発表を終了し、68%がアナリスト予想を上回る結果となった。過去4四半期の平均は同68%。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)、NYSE・MKT、ナスダックの出来高は約65億株で、年初来の一日平均である67億5000万株をやや下回った。

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