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iPadミニはサムスンのディスプレイ搭載、各国で店頭販売開始
2012年11月2日 / 03:16 / 5年後

iPadミニはサムスンのディスプレイ搭載、各国で店頭販売開始

[サンフランシスコ 1日 ロイター] 米アップル(AAPL.O)が2日に発売する小型タブレットの新商品「iPad mini(アイパッドミニ)」に、最大のライバルである韓国サムスン電子(005930.KS)のディスプレイが搭載されていることが分かった。

11月1日、米アップルが2日に発売する小型タブレットの新商品「iPad mini(アイパッドミニ)」(写真)に、最大のライバルである韓国サムスン電子のディスプレイが搭載されていることが分かった。カリフォルニア州で10月撮影(2012年 ロイター/Robert Galbraith)

アイパッドミニを解体・調査したアイフィクスイット(iFixit)が1日、明らかにした。

タブレット市場で競合する両社は、世界数カ国で特許訴訟を繰り広げており、アップルは部品供給面で、主要サプライヤーでもあるサムスン電子への依存度低下を狙っているとされる。

アイフィクスイットは「液晶ディスプレイー(LCD)の裏の表示からは多くの情報は得られないが、サムスンのディスプレイドライバー(チップ)は、アップルが再びディスプレイの製造でサムスン電子と手を組んだことを示している」と指摘している。

アイフィクスイットによると、アイパッドミニにはこのほか、アップルのA5プロセッサ、韓国ハイニックス半導体(000660.KS)のフラッシュメモリ、米ブロードコムBRCM.Oのタッチコントローラー、フェアチャイルド・セミコンダクターFCS.Nの半導体が搭載されている。

ディスプレイサーチによると、サムスンによるアップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」へのディスプレイ供給は停止しており、アイパッドのパネル供給においてもサムスンの役割は低下している。

また「アイフォーン5」向けのメモリーチップについても、アップルはハイニックスやエルピーダメモリELPDF.PKからの供給を増やし、サムスン製の利用を減らしているとみられている。

<店頭販売開始>

アイパッドミニの店頭販売は2日から34カ国・地域で順次始まる。オンラインの予約販売は1週間前に始まったが、アップルはこれまでのところ販売状況を明らかにしていない。

店頭販売が始まったオーストラリアのシドニーでは、これまでの商品発売時よりも、店頭に並んだ顧客数は少なかった。

シドニーの直営店では開店前に約50人が列を作った。この店舗ではこれまで、新たな「iPhone(アイフォーン)」が発売されると、数ブロックに及ぶ行列ができていた。

アップル商品の発売は通常、数時間にわたって列を成す消費者の熱気に包まれるが、競合商品が普及する中、関心が削がれた側面もあるかもしれない。

先週に発表されたアイパッドミニは大半から高評価を受けたが、解像度や価格の点で批判も集中した。

価格はWiFiのみに対応するモデルで329ドル。一部の投資家は画面が9.7インチのアイパッドからの消費者離れを進ませるものの、アマゾンのタブレット型端末「キンドル・ファイア」やグーグルの「ネクサス7」の勢いに対抗するには及ばないとしている。

パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏によると、アップルは発売当初の週末に100万─150万台のアイパッドミニを販売する見通し。3月の第3世代のアイパッド発売当初の週末で販売された300万台を大幅に下回る。

*内容を追加して再送します。

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