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米雇用統計受けドル全面高、対円では約6カ月ぶり高値
November 2, 2012 / 11:42 PM / 5 years ago

米雇用統計受けドル全面高、対円では約6カ月ぶり高値

[ニューヨーク 2日 ロイター] 2日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが全面高。対円では約6カ月ぶり、対ユーロでは1か月ぶりの高値をつけた。朝方発表された10月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回ったことがドルを支援した。

11月2日、ニューヨーク外国為替市場では、ドルが全面高。対円では約6カ月ぶりの高値をつけた。写真は8月撮影(2012年 ロイター)

米株価が取引終盤にかけて下げ幅を拡大したことで安全資産とされるドルが買われ、ドルは対ユーロやポンド、スイスフラン、豪ドルで一段高となった。

10月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比17万1000人増加し、予想の12万5000人増を上回った。失業率は7.9%と、前月の7.8%から悪化。ただ、職探しを再開した労働者が増えたことが背景にあるほか、市場予想と一致した。

アクション・エコノミクスのグローバル為替分析のマネジング・ディレクター、ロナルド・シンプソン氏は「一時的ではあったが、ファンダメンタルズに基づく値動きとなった」と述べた。ただ、株価下落後もドルが主に欧州通貨に対し上昇を続けたと指摘し、「ある時点で、リスク回避の動きが戻ってきたようだ」と述べた。

ロイターのデータによると、ユーロ/ドルは一時、200日移動平均を下抜け、10月1日以来の安値となる1.2819ドルをつけた。その後は、0.9%安の1.2827ドルで推移した。

ギリシャの裁判所が1日、国際支援機関から求められている年金改革に関する法案は違憲の可能性があるとの判断を下したことも、引き続きユーロを圧迫した。

ユーロ/円は0.5%安の103.15円。

ドル/円は一時、4月27日以来の高値となる80.67円をつけた。その後は0.3%高の80.37円。

最近発表されているさえない日本の経済指標や企業決算が引き続き、円への悪材料となっている。

また、日銀が公表した10月4、5日開催の金融政策決定会合の議事要旨では、さらなる景気の下振れには追加の金融緩和が選択肢になるとの見解を一部の政策委員が示していたことが明らかになった。

主要6通貨に対するICEフューチャーズUSのドル指数.DXYは一時、約2カ月ぶりの高水準となる80.610をつけた。その後は0.7%高の80.592。

週間では、ユーロ/ドルは約0.9%安。週間の下げ率としては、9月末以来の大きさとなる。ドル/円は約1%高。

市場の焦点は6日米大統領選の投票にシフトしている。世論調査によると、オバマ大統領とロムニー共和党候補の支持率は拮抗(きっこう)し、大接戦が続いている。

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