September 14, 2012 / 11:47 PM / 7 years ago

ロイター調査:米QE3の買い入れ総額6000億ドルと予想

[ニューヨーク 14日 ロイター] ロイター調査によると、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)の下で買い入れるモーゲージ担保証券(MBS)の規模は総額6000億ドルと予想されている。買い入れは失業率が7%に改善するまで継続される見通し。

9月14日、ロイター調査によると、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)の下で買い入れるモーゲージ担保証券(MBS)の規模は総額6000億ドルと予想されている。昨年9月撮影(2012年 ロイター/Lee Jae Won)

調査はエコノミスト52人を対象に実施。それによると、買い入れ総額の予想レンジは2500億─2兆ドルになった。

FRBは13日の連邦公開市場委員会(FOMC)後にQE3の実施を発表。MBSを月額400億ドル買い入れ、インフレが抑制されている限り、労働市場の見通しが大幅に改善するまで資産買い入れを継続する方針を示した。また異例の低金利を維持する時間軸を2015年半ばまでとし、従来の2014年終盤から延長した。

プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)13社の買い入れ額予想は中央値で7500億ドル。またエコノミスト47人の予想中央値から、失業率が7%に改善するまでQE3は継続されるとみられている。

FRB当局者がQE3の解除時期を判断する上で雇用の伸び以外にも労働市場の様々な側面を考慮するとの見方から、一部のエコノミストは特定の失業率に言及しなかった。

RBCキャピタル・マーケッツの米国担当シニアエコノミスト、ジェイコブ・オウビナ氏は「バーナンキ議長はFRBの政策反応関数に影響する雇用関連指標が失業率のみでないことを会見で明確にしている」と指摘し、買い入れの縮小には労働参加率などの大幅な改善も必要になる公算が大きいとの見方を示した。

エコノミスト58人中49人は、米国債ポートフォリオの短期債を減らして長期債を増やす「ツイストオペ」が終了する12月以降、FRBはさらに国債を買い入れると予想した。

クレディ・スイスのエコノミスト、デイナ・サポルタ氏は「労働市場の見通しが『著しく』改善するまで、ツイストオペ終了後もFRBはMBSと米国債双方の買い入れを継続する」との見通しを示した。

QE3発表を受け、失業率見通しを変更したのは58人中6人にとどまり、52人は2013・14年の失業率予想を変更しなかったと答えた。

RBCのオウビナ氏は、経済の基礎的条件に対する金融政策の影響力は弱いとの見方に変わりはないと述べた。

一方、見通しを変更した6人のうち、BMOキャピタル・マーケッツのエコノミストは2013年第4・四半期の失業率を従来予想の8.2%から7.8%に引き下げた。

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