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ECB、銀行監督一元化で大手25行に注力=副総裁

10月22日、コンスタンシオECB副総裁は、2013年に始まるユーロ圏の銀行監督一元化について、ECBは監督にあたり大手25行に注力することを明らかにした。フランクフルトのECB本部で19日撮影(2012年 ロイター/Lisi Niesner)

[ロンドン 22日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は22日、2013年に始まるユーロ圏の銀行監督一元化について、ECBは監督にあたり大手25行に注力することを明らかにした。

また、欧州安定メカニズム(ESM)による銀行への直接資本注入については、2014年まで実施されないとの見方を示した。

コンスタンシオ副総裁は英議会上院の公聴会に出席し、ECBがユーロ圏の銀行監督の役割を担うことについて、金融政策との間に対立が生じる可能性があるとの懸念は誇張されていると述べ、 欧州の銀行同盟構想の下でECBが銀行監督に関して大きな権限を握ることに対し英国が抱いている懸念の緩和に努めた。

同副総裁は、ECBはユーロ圏の6000行の銀行すべてに対し権限を持つようになるとの見方を示しながらも、ECBは金融システムにとり重要な約25行の監督に注力し、その他の銀行に関してはそれぞれの国の監督機関に委託すると述べた。ECBが注力する銀行にはドイツ銀行DBKGn.DE、仏BNPパリバBNPP.PA、スペインのサンタンデールSAN.MC、伊ウニクレディトCRDI.MIなどが含まれると見られている。

ECBの下での銀行監督一元化は2013年に開始されることになっているが、同副総裁は同年は主に準備に費やされるとの見方を示した。

そのうえで、ESMによる銀行への直接資本注入は2014年まで開始されないと指摘。「スペインなどの国はそれまで自力で自国の銀行の資本増強を行う必要がある」と述べた。

また、ECB内で金融政策と銀行監督の間に「ファイヤウォール」を設けるとし、中銀にとって物価安定は常に主要な優先課題だと強調した。

*内容を追加して再送します。

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