December 6, 2012 / 12:41 AM / 7 years ago

パナソニック・東芝などに過去最高の制裁金、EUがブラウン管カルテルで

[ブリュッセル 5日 ロイター] 欧州委員会は5日、テレビやモニター用のブラウン管(CRT)について、過去10年にわたり価格カルテルを結んだとして、パナソニック(6752.T)や東芝(6502.T)を含む6社に対し、過去最高となる総額14億7000万ユーロ(19億2000万ドル)の制裁金を科した。

12月5日、欧州委はテレビやモニター用のブラウン管について、過去10年にわたり価格カルテルを結んだとして、パナソニックや東芝を含む6社に対し、過去最高となる総額14億7000万ユーロの制裁金を科した。写真はブリュッセルで制裁に関し記者会見するアルムニア欧州委・副委員長(2012年 ロイター/Laurent Dubrule)

制裁金はパナソニック(6752.T)が1億5750万ユーロ、東芝(6502.T)は2800万ユーロ。パナソニックの合弁事業2社も対象となった。

企業別ではオランダの電機メーカー、フィリップス(PHG.AS)が3億1340万ユーロと最も大きく、次いで韓国のLG電子(066570.KS)が2億9560万ユーロ。このほかサムスンSDI(006400.KS)が1億5080万ユーロ、仏テクニカラー(TCH.PA)が3860万ユーロだった。

フィリップスとLG電子の合弁事業も3億9190万ユーロの制裁金を科されることになる。

台湾の中華映管2475.TWは、カルテルを内部告発したとして、制裁金を免れた。

欧州委によると、1996年から2006年にかけて当該企業は世界中で価格操作や市場シェアをめぐり談合を繰り返した。

欧州委のアルムニア副委員長(競争政策担当)は声明で「典型的なカルテルで、企業に対して厳格に禁止されている最も悪質であらゆる種類の反競争的行為がなされた」と述べた。

現在ではブラウン管にかわり液晶ディスプレー(LCD)が普及している。

フィリップスのフランス・バンホーテン最高経営責任者(CEO)は不服申し立てを行う構えで、制裁金が妥当でなく、正当化できないと反論した。

またパナソニックは法的な対抗措置を取る可能性を示唆。「EUの決定は事実上、法律上で誤っており、決定を慎重に見直し、欧州の裁判所に対する申し立てという選択肢を検討する」とコメントした。

フィリップスは制裁金支払いに備え、第4・四半期に5億0900万ユーロを引き当てる。テクニカラーは下期決算で特別項目に計上するとしたが、2012年の業績やフリーキャッシュフローの目標には影響を及ぼさないとコメントした。

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