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日本は市場開放を真に望まず、交渉は「見せかけ」=米フォード幹部
2013年3月15日 / 23:37 / 5年前

日本は市場開放を真に望まず、交渉は「見せかけ」=米フォード幹部

[ブリュッセル 15日 ロイター] 米フォード幹部(F.N)は、日本は市場開放を真に望んでおらず、自由貿易交渉に参加しても交渉は「見せかけ」に過ぎないとの認識を示した。

3月15日、米フォード幹部は、日本は市場開放を真に望んでおらず、自由貿易交渉に参加しても交渉は「見せかけ」に過ぎないとの認識を示した。写真は同社のロゴ。昨年10月撮影(2013年 ロイター/Francois Lenoir)

フォードの政府間問題担当副社長を務めるスティーブ・ビーガン氏は、今週行われたロイターとのインタビューで、同社は真の自由を実現する貿易を大いに支持するとしたうえで「真の自由貿易協定と呼べない見せかけだけの交渉が行われる事態はわれわれには問題だ。韓国、特に日本の場合はこの点で間違いはない」と言明した。

安倍晋三首相は15日、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を正式に表明。また今月25日に予定されている日・欧州連合(EU)首脳会議で、日本政府はEUとのEPA(経済連携協定)交渉開始で合意するとみられている。

ビーガン氏は、日本の欧州交渉担当者は、2方向の貿易関係を受け入れてはいないだろうとの認識を示し、交渉で合意しても、欧州の日本向け自動車輸出が増えるとは誰も思っていないと述べた。

現在、日本の乗用車への輸入関税はゼロとなっており、協議の中心は国ごとに異なる規制など非関税障壁の撤廃になるとみられている。

ビーガン氏は、非関税障壁の撤廃や軽減による恩恵はわずかで、貿易を完全に自由化するものではないと指摘。日本の競争促進策は生半可で、トヨタ自動車(7203.T)が国内シェアのほぼ半分を占める実情と円安効果を狙った為替政策が主な障害になっているとの見解を示した。

日本の自由貿易交渉への参加を非常に懐疑的にみているとし「日本には海外(の自動車)メーカーが1社もない。市場に参入できる可能性はない」と述べた。

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