March 8, 2013 / 3:22 PM / 6 years ago

ドルが一時96円台後半、予想上回る米雇用統計受け

3月8日、序盤のニューヨーク外国為替市場で、ドルが円に対して、2009年8月以来約3年半ぶりの高値となる96.54円をつける場面があった。写真は100ドル紙幣。ソウルで2011年9月撮影(2013年 ロイター/Lee Jae-Won)

[ニューヨーク 8日 ロイター] ニューヨーク外為市場では、強い内容となった米雇用統計を受けてドルが上昇した。一時96円台後半まで買われ約3年ぶりの高値を記録したほか、対ユーロでは3カ月ぶりの高値をつけた。

2月の非農業部門雇用者数は前月比23万6000人増と予想を大幅に上回り、失業率も7.7%と2008年12月以来の水準に低下した。増税が実施されても経済が勢いを維持していることを示す結果となったことから、米連邦準備理事会(FRB)が予想よりも早く金融緩和の度合いを弱めるとの観測が高まった。

ドル/円は一時96.54円まで上昇し、2009年8月以来の高値をつけた。終盤は1.4%高の96.11円。

日銀が新体制の下で積極的なデフレ対策を打ち出すとの見方から円相場は弱い地合いが続くとみられている。HSBCグローバル・マーケッツのディレクター、ロナルド・イップ氏は、日銀が4月の政策決定会合で景気刺激策を拡充すれば、1ドル=100円を試す展開もあり得ると予想している。

ユーロ/円は0.5%高の124.92円。一時2月13日以来の高値となる125.95円をつけた。

ユーロは対ドルで下落し、一時12月11日以来の安値となる1.2955ドルをつけた。終盤は0.8%安の1.2999ドル。

雇用統計を受けてラボバンクは3カ月後のユーロ/ドル相場の予想を1.28ドルと、これまでの1.30ドルから引き下げた。今後数週間は1.29─1.32ドル付近で神経質な値動きになる公算が大きいとしている。

BNYメロンのデータによると、米株式市場では外国人投資家の買いが大半を占めドルを支援する形となっている。同行の市場戦略部門ディレクター、サマールジット・シャンカール氏は「市場参加者はドル志向を強めている」と指摘し「ドルはもはやリスクオンの地合いで回避されることはなく、一方でリスクオフの際の安全資産としての魅力を保っている」と分析した。

*情報を更新して再送します。

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