May 24, 2013 / 6:18 PM / 5 years ago

独連邦債値上がり、リスク回避でスペイン・イタリア国債下落

5月24日、ユーロ圏金融・債券市場は、スペインやイタリアの国債利回りが上昇、独連邦債価格は値上がりした。写真はロンドンのディーリングルームで2008年11月撮影(2013年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 24日 ロイター] 24日のユーロ圏金融・債券市場は、スペインやイタリアの国債利回りが上昇、独連邦債価格は値上がりした。27日は英国が祝日となるため連休を前に格付けが高く、安全資産とされる独連邦債が買われた。

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が22日、景気が改善すれば、向こう数回の会合で債券買い入れの縮小もあり得るとの見方を示し、市場で懸念が強まった。米商務省が24日発表した4月の耐久財新規受注の伸びが予想を上回ったことも、こうした見方を支えた。これを受け、より高リスクとされる国債への売り圧力が一段と強まった。

市場関係者によると、株式相場の弱含みに伴い、先月堅調な伸びを示したイタリアやスペイン国債を売って利益を確定する動きも出ているという。

クレディ・アグリコルの世界債券戦略部門の責任者デービッド・キーブル氏は「引き続きFRBの(債券買い入れ)縮小(の可能性)を材料に取引されている。ややリスクオフの状況だ」と話した。

スペイン国債10年物の利回りは14ベーシスポイント(bp)上昇して4.45%、イタリア10年債利回り も13bp上げて4.17%となった。

ユーロ圏経済の見通しがさえず、欧州中央銀行(ECB)は年内、引き続き金融緩和に重心を置くとみられ、周辺国債券の値下がりは新たなトレンドというよりも修正局面との声が市場で聞かれる。27日は英市場が休場となることから、3連休となる週末を控えたリスクオフの相場との指摘もあった。

独連邦債先物は19ティック高の144.58。IFO経済研究所が発表した5月の独業況指数が市場予想を上回り、2カ月ぶりの安値水準をつける場面もあった。

ユーロ圏経済の見通しが厳しさを増すなか、独連邦債は引き続き振れが大きく、目先は指標により神経質な動きとなるとの見方も聞かれた。

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