July 31, 2018 / 4:57 PM / 4 months ago

米個人消費支出、6月は0.4%増 物価緩やかに上昇

[ワシントン 31日 ロイター] - 米商務省が31日発表した6月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.4%増と底堅く伸びた。市場予想と一致した。第3・四半期を前に経済基盤がしっかりしていたことを示す。物価は緩やかに伸びた。

7月31日、6月の米個人消費支出は前月比0.4%増と底堅く伸びた。写真昨年6月、カリフォルニア州パサデナで撮影(2018年 ロイター/Mario Anzuoni)

個人消費は米経済の3分の2以上を占める。

5月の数字は当初発表の0.2%増から0.5%増へ上方改定された。

個人消費支出は27日に発表された第2・四半期国内総生産(GDP)速報値の計算に含まれている。個人消費支出は第2・四半期に年率で4.0%増と、第1・四半期の0.5%増から加速した。第2・四半期GDPは4.1%増だった。第1・四半期の2.2%増から2倍近くのペースとなったほか、約4年ぶりの大幅な伸びだった。6月に個人消費支出が増加したことから、第3・四半期GDPはさらに加速する見込みだ。

6月の個人消費支出の内訳は、外食や宿泊の伸びが目立った。モノは横ばいだった。5月は0.9%増加していた。サービスは0.6%増。5月は0.3%増だった。モノの支出は変わらず、前月は0.9%急増していた。

BMOキャピタル・マーケッツの上級エコノミスト、ジェニファー・リー氏は「『必需品』ではなく『欲しいもの』への消費が増えていることは消費者信頼感における良い兆しだ」と指摘。「所得が伸び続け、雇用創出が堅調さを保てば、個人消費は年末まで底堅さを維持するだろう」と述べた。

個人消費支出(PCE)価格指数は変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が前月比0.1%上昇。5月は0.2%上昇していた。前年同月比は3カ月連続で1.9%上昇だった。コアPCEの前年同月比は米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安としている。コアPCEの前年同月比は3月に、2011年12月以来初めてFRBが目標とする2%に達した。FRBは7月31日ー8月1日の日程で開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置くとみられる。6月には今年2度目となる利上げを決め、年内にあと2回利上げする見通しを示した。

FTNフィナンシャル(ニューヨーク)の首席エコノミスト、クリス・ロー氏は「FRBにとって、今朝の指標に警戒すべき材料はなかった」「消費者が行動し、インフレは安定している」と話した。

6月の個人所得は0.4%増。消費の押し上げ要因となった。5月も0.4%増加していた。貯蓄は1兆0500億ドルと、5月の1兆0470億ドルから小幅に増えた。

*内容を追加します

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