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再送岸田首相に辞表を提出、国民や職員に不愉快な思いさせた=葉梨法相

 葉梨康弘法相は11日夕、首相官邸で記者団に対し、岸田文雄首相に辞表を提出したことを明らかにした。写真は8月、都内で撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

(本文1段落目の脱字を補いました)

[東京 11日 ロイター] - 葉梨康弘法相は11日夕、首相官邸で記者団に対し、岸田文雄首相に辞表を提出したことを明らかにした。「死刑のはんこ」を巡る自身の軽率な発言で国民や法務省職員に不愉快な思いをさせ、国会日程や政権運営にも影響を与えたことを理由として挙げた。今後は一から出直し、一兵卒として日本のために働くことで政治生命を尽くしていくとした。

葉梨氏は9日夜の自民党議員の会合で「だいたい法務大臣というのは朝、死刑のはんこを押し、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と述べたほか、法務省と外務省の共通点として「票とお金に縁がない」などと指摘した。死刑のはんこを巡る同様の発言は9日以外にも複数回、行っていたことを認めていた。

葉梨氏は昨晩、岸田首相と出処進退を含めて相談したことを明らかにし、11日の衆院法務委員会で説明責任を徹底するよう指示されたという。その上で、国会審議後に、国民におわびをして政治活動をやり直す思いで辞任の決断をしたと語った。

政権への影響を巡っては、職務続行と比較した場合に「早期の段階で辞任する方が内閣にとっては結果が出るのではないか」と考えたと説明。辞任のタイミングに関しては当初11日からの予定だった首相の外遊日程との関係で、影響を最小限にしないといけないと考えたという。

死刑を巡る発言に関しては「言葉足らずというか、用語の選び方が極めて不適切だった」と振り返る一方、大切な行政を担っていながら、「法務省がなかなかマスコミに取り上げられる機会が多くない。この気持ちは本心だ」とも語った。

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