[ロンドン 4日 ロイター] - 米電子たばこメーカーのジュールは、米国や中国などの企業18社が同社の特許技術を使って商品を開発・販売しているとして、米政府機関の国際貿易委員会(ITC)に特許侵害の申し立てを行った。
申し立ては3日で、申立書が4日公開された。
同社は全米の電子たばこ市場で約4分の3のシェアを誇るが、同社などが製造するフレーバー(風味)付き電子たばこは、若者のニコチン中毒を引き起こすとして問題視されている。米食品医薬品局(FDA)は9月、フレーバー付き電子たばこの禁止を検討していると表明。前週にはジュールへ抜き打ちの立ち入り調査を行い、同社の販売やマーケティング活動に関する1000ページ超の資料を押収している。