[22日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)が、米電子たばこ大手ジュール・ラブズに対し、電子たばこ製品の国内販売禁止を命じる準備をしている。まもなく決定が出る可能性もある。22日付米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が消息筋の話として報じた。
ジュールのフレーバー付きのニコチン含有製品が10代の若者を引きつけることを巡り、米国では規制当局や議員や州司法長官らも規制強化に動いた。このためジュールは2019年終わり頃、フレーバー付きたばこの7種類について国内販売を停止したが、電子たばこそのものの販売継続はFDAに承認申請していた。
これに対しFDAは、喫煙習慣をやめたい場合にやめられることが実質的にできるようになっているか、さらに喫煙者にとってのメリットが、若者などの新たな喫煙者の健康被害を上回るのかを審査していた。
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